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薄型PS3が発表されて、長きに渡った次世代ゲーム機戦争もいよいよ最終局面へ突入ですよ。


【リンク】
ITmedia - ついに3万円を切った新型PS3は、ゲームユーザーの「こころ」を動かすことができるか?


やっと同じ土俵にPS3とWiiとXboxが並んだ感じ。
今までは値段やら性能やら価格やらがフラフラ変わり過ぎて
それぞれが身を削りあってた感が、、、いや任天堂は横綱相撲。。

その身を削り終わった(と思われる)今こそ、
自分に合ってる据置きゲーム機はどれなんだと、
各自が自己決着してもらうようなまとめでも作ろうと思ったのが今回の記事を書こうと思った経緯。
正直細かい数字の比較とかされてもわからねぇって人が圧倒的に多いと思うので(オレもだけど)、
けっこう大雑把に比較してみます。

ちなみにオレが持ってるのはWiiだけだけど、
PS3もXbox360も両方気になり続けてきた人。
なので、出来る限り、客観的に、書いてみたいと思いますわ。

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あえて「事件」と表現するけども、先日VOCALOIDが関わったこのような事件が起きまして。


【リンク】
ITmedia - 「碧いうさぎ」替え歌「白いクスリ」、削除申請の理由をクリプトンが説明

 「初音ミク」開発元のクリプトン・フューチャー・メディアは8月13日、「ニコニコ動画」に投稿されていた、初音ミクを使って作られた「碧いうさぎ」の替え歌「白いクスリ」を削除申請した理由について、「ピアプロ開発者BLOG」で説明した。「当社の営業上の利益と信用が侵害されるおそれを考慮して」削除を申し立てたという。



時事ネタをVOCALOIDに歌わせる、そういった作品を楽しむというスタイルは
今まで当たり前のように行われてきたわけですが、、、
これはVOCALOIDに限らず「MAD」と呼ばれるような作品でもいくらでもあったこと、
ネット上でFLASHアニメが流行ったときもそうだし、
大げさな話、新聞なんかに載っている似顔絵風刺漫画なんかも
大きな意味でこの類だと言えるかと。

酒井法子さんの一連の事件に関連付けたVOCALOID作品が生まれることは
ごく自然な流れだと思うし、別におかしいことでもないです、ええ。

今回、何がまずかったかと言うと、この作品が"一般的な世間"にまで
広まってしまったことがまずひとつ。
目立たなきゃ良い、と言いたいわけじゃないけど、
少なくとも自分の身辺ではいつもと違う現象が起きたりしまして。。。
それを考えると、こりゃ大変だなって思うわけです。


リアルの友人が「白いクスリ」についてオレに聞いてきたんです。
そいつは別にVOCALOIDに特別関心があるわけでもなく、
VOCALOIDの存在はオレが楽曲を作っているから多少知っている程度で。
普段自分から初音ミクの話などまず振ってくることはない人が、
「テレビで見た」と言ってオレに聞いて来るわけですよ。

マスメディアはこういうときにチャンスとばかりに初音ミクの動画を流します。
広告代理店の仕組みなどなどを考えるとテレビとインターネットの動画の関係は
こうなって仕方ないのかなぁとは思うんですが、ちょっと露骨過ぎるかと思いつつ、
、、、まぁこのあたりはまたいつかの機会にw


で、その友人の出来事から今回起きたことの事の大きさを改めて知ったというかなんというか。


そんなこんなで改めて考えなければならない『バーチャルアイドル』という存在。
とりあえず初音ミクについて絞って書いていくけど、
他の似たような事例は脳内で変換して考えてみてくださいな。




まず、最初に理解しなければならないことが2点ほど。

無許諾の替え歌は法的にアウトであること。
同一性保持権の侵害行為にあたります。
嘉門達夫氏は個別に全て許諾を取っているそうですよw
なので勝手に作った替え歌を勝手に公開したら基本的にはいけません。

クリプトン社の削除は正当であったこと。
音楽的な理念やら志向やらは抜きにして、削除すること自体に問題はありません。
ソフトを他人の名誉を毀損するように使うことは
クリプトン社が定めたエンドユーザー使用許諾契約の違反にあたります。

理念やら何やらは、そこから考えてほしいのですよ。
それを守る人がいること、本来守らなければいけないことに相当することを。
それを定めているのは、そのルールを定める権利を明らかに持っている人。
ある意味ではその世界における神様なんだからそれはしょうがないわけで。
オレらは神様の手のひらの上で遊んでいる存在に過ぎず、
少なくとも自分はその中でも充分に楽しめてます。

ただしそういうのを無視して突っ走るのも
「音楽」のような表現文化には必要不可欠な行為とも思えますし。

ずるい人ですがオレ自信はその様子を静観してると思います。。w



【リンク】
ASCII.jp - レスポールの死と、初音ミク「白いクスリ」削除問題を考える


ギターの音を電気の信号にして、それをわざと歪んだ音にするとか、
きっと常識破りもイイところで、当時は周囲から迷惑な顔されたと思いますよw
わけわからない弾き方とか。。w


ただし、ギターは明らかに「楽器」という「人が使う道具」だけど、
初音ミクは果たして「楽器」なんだろうかと。
ここら辺で意見は真っ二つに割れてると思います。


自分自身の今の見解では、「キャラクター」もしくは
作家が自由に仕事を依頼できる「バーチャルな歌手」としての捉える方が
「楽器」として捉えることよりも容易である環境になったかなぁと、
そんなふうに感じています。
楽器ではない、実体を持たない、意思を持たない、けれども極めて有機的な存在。


発売当初こそ「パソコンソフト(パソコンにインストールされた
バーチャルな楽器)が歌う」ことに感動を覚えたわけですが、
今やそれが当たり前なことになっていると思うんです。
初音ミクが歌うことは凄くも何ともなくなってしまっています。

だからこそパソコンにインストールされた楽器としての印象は薄れ、
ソフト(≒楽器として)の実力を確かめる状況やそれを使いこなす状況から、
楽曲の質や出来を問われる状況に、、、
今の状況は言ってみれば『普通に音楽を聴く』のとほとんど同じなわけで。


インスト曲の良さ、同じ楽器でも使い方や奏で方で違うなぁとか、
そういう楽しみ方をしている人ってリスナーのどれぐらいを占めるんでしょう?
例えばクラシックの曲を、コンサートごとに、楽団ごとに、楽器ごとに、指揮者ごとに、
その違いを楽しむのが醍醐味、みたいな。
そういう楽しみ方をしている人はどれぐらいいるんでしょう?

そういう嗜好であれば、その人にとって「初音ミク」は「楽器」なのかなぁと。



では「楽器」が「歌(詞)を歌うこと」はあり得るのだろうか、という疑問。
はっきり言ってしまえば『その発想はなかった』ってことなんだと思いますわ。
いや、正確にはここまで一般的に認知されるようなジャンルではなかった、ってことですね。

ロボットなりコンピューターなりが電子的に歌を唄ったり喋ったりすることが
ここまで一般に広まった例が過去にないんじゃないでしょうか。
あったとしても「ロボット的なすごさ」に印象が行って、
「鉄腕アトム」やら「プルートゥ」やらじゃないけど、
人と思いっきり差別して考えられていたはずです。

聴く人によりけりだけど(いわゆるボカロ耳と呼ばれるボカロ歌唱に聴き慣れた状態とか)、
初音ミクは、「より感覚的に」「人と差別なく歌唱する(してくれる)パソコン(ソフト)」として
認識されているのではないでしょうか?
それはつまり人と同等に歌唱する(してくれる)存在。
楽器は人の使う道具だけれど(楽器に命が宿るとかそういう感覚は理解できるけど)、
人と同等に歌唱する存在を「人の使う道具」として認識してはいけないのかもしれないなぁと。


こういった問題はいつかきっと、もっと大きな壁にぶつかる気がします。
それこそ「鉄腕アトム」で描かれたような、人とロボットの差別問題であったり。

本田技研はasimoを製作するに当たり、ローマ法王(庁)の許諾を得ており、
人が人を模する存在を作って良いか否かを宗教的な観点からも確かめました。

asimoも初音ミクも、これから先、
もっと人という存在に近付いていくことでしょう。

asimoを使った強盗、初音ミクを使った脅迫電話、
そういったものが許される世の中にならないように、
ルールとして守るべきものは守らなくてはならないとオレは思ってます。

「プルートゥ」に描かれたような世界があと1〜2世紀中にやってきて、
『人気ロボット歌手の初音ミクさん』なんて呼ばれ方をすれば、
その存在を雑に扱うことなんて出来ないはずで。
その頃には初音ミクも意思を持っているかもしれないけど。。w
その歌が唄える歌か否かは自己判断してくれるでしょうが。。w
ただし、その自己判断をどのようにするか考える存在が大元にいるはずで、
自己判断するプログラムを作った人が必ずいるんです。


今はまだ考えるには時期尚早。
初音ミクと人間を対等に法の下に扱え、なんて言えません。
そんなことを言ったら、きっと言った人が世間から冷たい目で見られますw
とは言え、冗談・もしくは注目を集める手段としてこんなことも起きているのも事実。


【リンク】
アニメロサマーライブ2009 - 出演アーティスト一覧 - 初音ミク


人と対等に「出演する」と言ってます。
どのような形式になるかは全然わかりませんけど。。w


こんな時代の流れだからこそ、この一連の事件がこれから未来の何かの糧になれば
考えたことは決して無駄にはならないと思います。

2〜3枚の絵と一本のソフトから、
人にここまで有機的な感覚を覚えさせるまでに至った初音ミク。
どこまで有機的な感覚で彼女と接するかは、作り手・聞き手次第。

度が過ぎたときに有機的な感覚を守る人が必要で、
今回は発売元であるクリプトン社が動いた、と。
で、消せば終了ということではなくて、
これはメーカーとしての明確な意思表示でしょうに。
消せばコピーが増える方程式は、ある程度ネットに携わっていれば誰でもわかります。
それがイタチゴッコになることも。
アップしたことや削除したことそのものが問題と考えているわけじゃないと思います。
法人としての責任と音楽の文化の発展の間に立って、うまく立ち振る舞うことが
いかに難しいことかは容易に想像がつきます。。。


権利的なことだけで言えば、ソフトの発売元であるクリプトン社だけでなく曲の権利者でも、
動画サイトでも、容疑者の弁護士でも、事務所でも、
どこが動いても良かったんです。
もしどこかが先に削除に動いたとしても、クリプトン社はコピー動画を削除するなど、
結局同じような明確な意思表示をしたと思います。
意思を持たない初音ミクの有機的な部分を守るために。



ここからは完全にオレ個人の感覚ですが、
もし初音ミクが楽器だと認識していたとしても、
愛着を持った楽器を利用して、人を中傷したりは絶対したくないでしょうに。
楽器にも奏者の魂を込めるように、パソコンソフトだって魂ぐらい入りますって。
自分の相棒に、人の悪口替え歌は唄わせないでしょうに。。。
誰も傷付けないネタで済んで、ただ面白おかしく笑って終わりは全然イイと思うけれど。




作り手も聞き手もパソコンソフトの歌唱を極めて有機的に受け止めている
こういった(科学の?)技術的な側面が研ぎ澄まされていく一大チャンスに、
自分は協力的な立場であり続けたいと思います。

科学で非科学を作り出すこと、
「科学の限界を越えて」来たという歌詞を改めて考えながら。




【同日23時頃追記】
この記事書いたら削除動画が復活するという事態が起きてました。
特例中の特例的なことをなぜこれに限ってやってみせたんでしょう?
クリプトン社の削除要請も特例だけど、
これは社会的な影響が大きくなったときに
キャラクターの権利わざと使ってブレーキをかけることはなんとな〜く理解できます。
「メルト」などがほとんどマスメディアで取り上げられない中、
「白いクスリ」ばかりが取り上げられたら自社製品のイメージダウン過ぎるだろうに。。。

運転してる車、運転手のブレーキのタイミングでブレーキングしたのに、
なんで足の上からアクセルを踏み込むようなことをわざわざやるんだろう。。
普通にスルーすれば問題提起が残って、
そこから我々関わる側が最善策や自分に合った関わり方を考えていけば済むことなのに。

自分のスタンス、推測(自分の中での理解)と見解は
動画が復活しようが削除されようが、記事にある通りです。




PLUTO 8 (ビッグコミックス)
浦沢 直樹・手塚 治虫
小学館 (2009-06-30)
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