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はてなブックマークはてなブックマーク - 新サービス「RouteR」は何をもたらすのか? blogram投票ボタン
今日、VOCALOID2「初音ミク」などでお馴染みのクリプトン・フューチャー・メディア社は
新しいウェブサービス「RouteR(ルーター)」を発表しました。


【ソース】
プレスリリース - クリプトン、独立系ミュージシャンが自作楽曲をスピーディに世界配信するためのサービス「RouteR」を開始
音楽流通サービスRouteR(ルーター)


どのようなサービスかというと、個人がレーベルをこのサイトに登録し、
iTunesをはじめとする大手ネット配信への登録代行、
将来的にはマスタリングやプレスまで込みのCD流通を行うという
音楽流通(ディストリビュート)サービス、ということらしいです。

このあたりの詳しい説明はそれぞれサイトを見て頂くとして…


これはかなり熱いです。胸熱です。
どれぐらい熱いかというと、こうして速攻でブログで記事を書くほど熱いですw

何よりサービスをスタートするまでのクリプトン社のフラグ回収がヤバいですw

というワケで誠に勝手ながら、このサービスがどのようなフラグ立てと
どのようなフラグ回収でスタートに至ったのか、
そして将来どのようになっていくのかを何となく書いてみたいと思います。


さて、クリプトン社は今ではすっかり「初音ミク」で有名になりましたが、
もともとは(今でももちろんやってます)音楽を制作する際に用いる
音源を売っている会社なのです。
一般的な人とは縁もないw 音楽を作っているマニアな人しか知らない会社でした。
「初音ミク」という音源が爆発的なヒットを記録することで、
その会社が描いていた将来像が飛躍的に加速することになります。
しかし、そのVOCALOIDや初音ミクでさえも、フラグだったのかもしれないということです。

それを勝手に検証していきたいと思いますw



フラグ?その1
「まぜてよ生ボイス」で培ったケータイサイト運営とイラストレーターや声優との関わり


クリプトン社はこんなサイトをやっています。

まぜてよ★生ボイス

サイトを開いてみるとクリプトン社製ボカロでお馴染みのKEI氏のイラストと共に
声優さんによるキャラクターの声をフィーチャーしたケータイコンテンツが
目に飛び込んで来ます。
初音ミクをはじめとするキャラクターを生み出したイラストレーターKEI氏とのつながりはもちろん、
クリプトン社のVOCALOID2音源の「中の人」は例外なく
このサイトに参加している声優さんだったりします。
目に見える成果としてもVOCALOID2のヒットがする要素、、即ち
「キャラクター」と「声」が挙げられるワケですが、
キャラクタービジネスのノウハウの取っ掛かりとして機能を果たしていると思われます。



フラグ?その2
初音ミクを中心としてVOCALOIDによって拡大された音楽制作(DAW)とCGMの文化


その1から生まれたキャラクター性と「音楽」を結びつけたもの、
即ち「初音ミク」をはじめとするVOCALOIDですが、
これはキャラクターを付けることで
DTM/DAW(パソコンで音楽を作る)の人口を増やす(或いは取り戻す)ことが
大きな目標として掲げられていました。
ブロードバンド化したインターネットや動画サイトなどと複雑に絡み合い、
VOCALOIDを中心としたDTM/DAWはネット上で爆発的なヒットとなりました。
「なりました」という過去形ではなく、今も尚爆発しっぱなしです。
例えば一時は本屋さんにもそれらを扱った書籍は全く見かけませんでしたが、
ここ数年はVOCALOIDに限らず、かなりいろいろな種類を見かけるようになりました。

イラストや動画など音楽と結び付くものが様々な形で現れるこのCGMの文化、
VOCALOID文化とも言うべきこの現象は、ジャンルを問わず多くのクリエイターを
日の当たる場所へと導きました。



フラグ?その3
自社が立ち上げたレーベル「KarenT」における配信実績


その2で輩出されたクリエイターを支援する意味で立ち上げられた
VOCALOID系配信レーベル「KarenT」。
先日配信タイトルが200を越えたそうです。
KarenTにおける配信実績やノウハウはかなり大きなものだったと思います。
iTunesのランキングでも上位に入ってくるなど、具体的な成果はもちろん、
流通事業者として知識・経験はここでもの凄く貯まっていったことでしょう。
ユーザーとクリエイターの狭間に立つことはとても難しいのです…。

参加している身分なのであまり詳しいことは言えませんが、
どの程度の展開で企業の事業として成り立つのか、
そのさじ加減の計り方を我々を「安全な人柱」として探っていたのかもしれませんねw



フラグ?その4
mixiやmyspaceのアプリ開発


ソーシャルな展開をしていく上でSNSでのプロモーションはとても大きいと感じます。
クリプトン社は実はこんなのも作って運営しています。

みんなでスポーツ for mixi
ボイスタンク

mixiアプリですよ、奥さん。
こういったものの開発や管理のノウハウを蓄積していたりするようです。
またmyspaceでは「KrenTプレイヤー」という、KarenT配信アルバムの試聴プレイヤーも。
これらが複雑に絡みあうことで、使う側が個人で管理出来るプロモーション方法を
模索していたのかもしれません。




そんなフラグを全部ひっくるめての回収して、
今回の「RouteR」というサービスの発表だとしたら、
何かものすごいことなのではないかと、、、そう思ったりしています。
全てが計算じゃないにしても、振り返って見ると全てがひとつにつながってゆくような。


VOCALOID文化は自らがリードして耕した畑とも言うべき場所。
一度はほとんど死んでしまった土地(DTM/DAW文化)を、
可能性を模索し続けて、諦めず懸命に努力した結果、復活させました。

耕して準備が整った場所で、種を植え、花を育て。
もちろん簡単に育つ花ではありません。
じっくりと時間をかけて、大きく美しく花が咲くように、時にはただ見守りながら。
無事に咲いた花はただ摘み取るのではありません。
次の更に大きな新しい畑で、さらに大きく美しい花を咲かせるための準備だとしたら。


今までのは全て前振りで、これから「RouteR」が行おうとしていることこそが
実は本番なのだとしたら。。。


もちろんこれからも最初の畑(=VOCALOID文化)で新たな花を育て続けるでしょう。
音楽に興味も持たない人間にも、VOCALOIDの音楽をきっかけに
CGMによって何が起きるのかを体感することが出来ます。
それはこれからも必要な、わかりやすく示された「入り口」のひとつです。

そして「出口」はもう体感したと思っていました。
少なくとも自分は「KarenT」や「ボーマス」で、そう感じていました。
しかし出口から出たと思って歩いていた場所は、
実は広大な迷宮のまだホンのひと部分でしかなかったというワケです。
「VOCALOID」という枠でくくられた、ひとつの迷宮でした。
これから見せられるのは、それさえも含んだ巨大なフィールドなのです。


さて、クリプトン社の試みは、日本を、世界を、揺るがすことは出来るのでしょうか?
既存のシステムに疑問をなげかけたこの壮大な試みに、
クリエイターである我々はどのようなリアクションをすれば良いのか、
リスナーはどのようなシステムであれば一番幸せになれるのか。

その答えが出るのはまだ先かもしれないけれど、
自分はそれでも見守り、クリエイターもリスナーも一番幸せになれるシステムの構築に
協力する立場で在り続けたいと思っています。



…ちなみに、日曜日のこれに行ってきます。

IMSTA FESTA 2010 “最新ミュージック・ツールを五感で体験”

クリプトン社の社長である伊藤博之氏とメディア評論家の津田大介氏の
講演があるのですが、
伊藤社長どのような思いで「RouteR」というサービスを立ち上げたのか、
この目と耳でしっかりと確認して来ようと思います!


初音ミク・アペンド(Miku Append)
クリプトン・フューチャー・メディア (2010-04-30)
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