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はてなブックマークはてなブックマーク - 【IMSTA FESTA】伊藤博之氏と津田大介氏の講演まとめ blogram投票ボタン
先程現地から帰ってきました。

IMSTA FESTA 2010

伊藤社長から直々によろしくお願いされたので
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社代表取締役である伊藤博之氏と
メディアジャーナリストである津田大介氏の講演について早速まとめさせて頂きます。
話全体に関しては諸々まとめがあると思うのでそちらを参照して下さい。

Togetter - 津田大介×伊藤博之(クリプトン)「音楽の未来について」


sososo blogでは両氏の講演内容から要点を絞って、
自分なりの解釈における解説を交えてお届けします。
伊藤社長と津田氏で重なっている見解も多く見受けられたので
そのあたりをザックリまとめまして、伊藤社長の講演からの言葉を(伊)、
津田氏の講演からの言葉を(津)とします。




【音楽業界は縮小傾向なのか?】

近年「音楽業界」は縮小傾向と言われているのですが、それは本当なのでしょうか?
「市場」と「ニーズ」は比例しているわけではないようです。


■CDの市場はこの10年程でずっと下降傾向で、上り調子であった音楽配信の市場もこの2年でほぼ横ばいになり始めた(伊)(津)

■ライブにおける市場は98年頃から拡大し続けている(津)
 →FUJI ROCK FESTIVALなどを中心とした音楽フェスの台頭

■著作権利用料は99年から増加している(津)
 →着メロなどケータイコンテンツ市場の拡大(iモードのスタート時期と重なる)

□音楽不況ではなく『CD不況』である(津)
 →上記のような現象から音楽のニーズそのものが減っているのではない



【音楽との接し方がどう変化しているか?】

音楽を作る側も聴く側も、手段や方法が大きく変化・進化して来ました。
どんな時代も音楽はその時々にあったスタイルが模索され、馴染んでいったはずで、
今はその変化の過渡期にあたるのかもしれません。


■ライフスタイルが変わり、接する際のメディアが変化している(伊)
 →テレビがネットに変わり、マスがソーシャルとなっている
■演者も聴者もテクノロジーが進化している(伊)
 →楽器は 木工加工→電気→半導体→CPU
 →録音物は 蓄音機(レコード)→CD→メモリ→ノンパッケージ
 →演奏は 室内楽→アンプ(電気信号により増音)→放送→ネット



【演者と制作・流通会社の関係はどう変化するか?】

従来ミュージシャン/アーティストと呼ばれる演者の音楽活動は
企業による金銭的な支援がなければ、大規模な展開などを含めて、
生業としての成り立たせることは難しい状況でした。
しかし、ライフスタイルの変化とテクノロジーの進化によって、
その関係性も変わりつつあるのかもしれません。


■DAW、ソフト音源、クラウドによって原盤制作コストがダウン(伊)
■機材の進化によってレコード会社が作品制作にかかるコストを抑えられるようになった(津)
 →Pro Toolsによるデジタルレコーディングの功績

■Twitter、SNS、ストリーム放送などで個人でのプロモーションが容易になった(伊)(津)
 →無料・口コミ・プロシューマによるN次創作(1次創作物の周知の拡大につながる)
 →共感・新しさ・リアルタイム性

■アーティスト(演者)の発掘・支援が、ネットやネットにおけるCGMでも可能になった(津)

■ECサイト(Amazonなど通販)、iTunes、アグリゲータ(RouteR)などによる流通(伊)

□レコード会社と同等のことを演者個人でも出来るようになった(伊)

□ミュージシャンとファンのダイレクトな関係性・コミュニケーション(伊)(津)
 →津田氏の挙げた例
  ・相対性理論 → ネット展開とライブで話題に、自主レーベルでCDがヒット
  ・MIKA → Twitterのつぶやきから発生したイベント(barksの記事参照)
  ・神聖かまってちゃん → ニコ動+ニコ生、ライブ
  ・まつきあゆむ → PayPalで音楽活動資金を募る

  ・Ustreamにおける投げ銭サービス「IZONN」のような存在の可能性

□自分の作品(の権利)を自ら保持したまま展開出来るようになっていく(伊)

□(主にリアルにおける)イベント興業会社が重要になっていく可能性(津)
 →演者とレコード会社における「360度契約」の増加
  ※360度契約…録音物販売以外のあらゆる活動をフォローした包括的な契約
 →アメリカの場合メジャーなアーティストの売上の15%はライブから
 →しかし日本でこのスタイルが定着するかは未知数



【2020年、音楽の未来は?(共通の質問)】

「音楽の未来について」という講演をまとめる質問です。


■中間業者(ミドルマン)の在り方が変わり、演者の選択肢が増加する(津)
■マーケットの邪魔をしない新しいミドルマン(伊)

■兼業ミュージシャンの存在が当たり前になっていく(津)
■アーティストのイニシアチブが強まり、自由度が高くなる(伊)

■誰もが実感するような大きな変化はないのでは(伊)





と、まとめてみましたが、論じるポイントが違いながら
お二人とも同じような方向性を見据えていらっしゃったように感じました。

まず、音楽において「インターネットを使うこと」に関して何の説明もなく、
まるで「空気を吸う」「水を飲む」と同じような感覚でいらっしゃることが印象的でした。
音楽とインターネットの関わりは、ハード(CDなど手に取れるもの)においても
ソフト(データなど手に取れないもの)においても、非常に重要であることを
もはや『常識』として考えるべき時期なのかもしれません。
(もともとネットやパソコンで音楽に触れている我々には既に常識的ですが、
もっともっと外側へ広がっていくことになる、ということです)

また演者とファンのダイレクトな関係性から発生する「何か」が非常に大切であり、
だからこそ『新しいミドルマンの存在』をお二人は期待しているようでした。
その在り方として、伊藤社長はクリエイターのためのクリエイター、『メタクリエイター』として
自ら「RouteR」というサービスを立ち上げ、
『新しいミドルマンの存在』を模索し始めたのかもしれません。
「RouteR」については津田氏も大きな期待を寄せているそうです。


インターネットという場を用いて、いかに演者とファンがダイレクトにつながり、
それによって何が生み出されるのか?何を生み出していけるのか?
レコード会社や流通業者、著作権管理団体をはじめとする『ミドルマン』は
どのような立場に立ち、どのように演者とファンの双方をサポートしていけるのか?

こういったことが、これからの「音楽」で重要なポイントになっていきそうです。


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